前橋文学館企画展おもいおもいのおもい展

期間 2025年03月08日(土) ~ 2025年06月15日(日)
時間 9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
会場 3Fオープンギャラリー
観覧料 無料
内容  本展示は、写真を通して人々が持つ「おもい」を感じ取り、時を経たその変化を体験するものです。
 写真を撮る行為は、単に記録や瞬間を切り取るだけでなく、その背後にある感情や思い出、さらには時間の流れによる視点の変化を内在しています。更に、また過去の風景を通して前橋の歴史を追体験することもできます。
 時とともに変遷する様々の「おもい」を体感し、今改めて自分の「おもい」にも耳を傾ける時間をお過ごしください。

<ワークショップ「僕らのおもいをうつしだそう ゆめゆめゆめみる・ステレオグラム」>
 美術家 石原康臣氏を講師に迎え、美術家の視点からの写真撮影時の解説と共に、参加者自身で実際にステレオ写真を撮影します。更に、その写真をステレオスコープで覗き、ステレオ写真の世界を体験します。
・日時 3月16日(日)1回目:10時、2回目:14時
・会場 前橋文学館3Fホール
・対象 先着各10名
・申込 2月8日(土)午前9時より。前橋文学館(電話027-235-8011)へ
・講師 石原康臣(いしはら やすおみ)
1976年 群馬県生まれ。 高校時よりビデオで劇映画を撮り始める。大学時には萩原朔美ゼミに所属しビデオアート、実験映画、ドキュメンタリー映画など様々な映像を撮り始める。 また、現代美術作家の共同アトリエ「スタジオ食堂」に関わり、2000年の解散まで4年間の記録を撮りながら、同アトリエの現代美術家の作品の映像制作を行う。同時に土方巽記念アスベスト館に所属し、元藤燁子に師事。暗黒舞踏を学ぶ。大学卒業後は現代美術家として、主に映像を使用したインスタレーションや写真作品を制作する。
近年のテーマは『彼岸』『場の力』。 日本の神話や祭り、土着的文化をモチーフに、写真や映像を使用したインスタレーションなどで「向こう側(常世)」を現前化する作品制作を行う。
備考 本展と同時開始!前橋工科大学工学部臼井研究室とのコラボ企画「おもい描く光画百年の前橋」
チラシ

前橋文学館企画展「おもいおもいのおもい展」とのコラボ企画として、前橋工科大学工学部臼井研究室にて「おもい描く光画百年の前橋」を開催します。会場は前橋文学館1F、観覧料無料です。皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

前橋の街を歩いていると、ヨーロッパの古都に迷い込んだような感覚になることがあります。手間暇をかけたレンガやタイルで舗装された通り、お互いの表情のわかるコンパクトな商店街、視聴覚を通しインスピレーションを与える広瀬川。レトロかつドラマチックな街角にカメラを構えたくなるのは、なぜでしょう。約百年前に同じ場所で撮影された古写真に、そのヒントがあるように思えます。古写真に写り込んだ建築はほとんど残っていませんが、通りの曲がり具合や街並みが切り取る空の広さは今とほぼ同じ。つまり、欧州の古都のように百年前のスケール感が継承されているのです。本展では、昔の写真から街の輪郭を取り出し、今の風景に重ねた作品を紹介します。時空を超えて、この街を作ってきた人々の「おもい」に触れ、より魅力的な街を「おもい描く」きっかけになれば幸いです。
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おもい描く光画百年の前橋
フライヤーPDF 前橋文学館企画展おもいおもいのおもい展フライヤーPDF

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